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明けの明星


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タイトルのごとく、これから相場が好転する兆しのローソク足です。
明けの明星は3本のローソク足から構成され、下値圏で発現するのが特徴です。
3本のローソク足は過去のものから、大陰線、コマ(極小線ともいう。小さなローソク足のこと。玩具のコマに似ているから)、大陽線の順に並びます。
このとき、1番目と2番目、2番目と3番目のローソク足のあいだに窓が開いていることが必要です。

 連続する2本のローソク足のあいだにある空きのこと

 

人によっては2番目と3番目のあいだに窓はいらないと解説していますが、窓を開けないと下降トレンドに戻ってしまうことも多いようです。その理由は、必然的に3本目のローソク足が1番目と2番目のローソク足のあいだの窓を埋めるかたちになるので、上昇パワーがあまりないと考えるからです。

窓を開けて上昇・下降した場合は、その窓を埋めるように相場が動くのが一般的。埋めないで変動するには相場のパワーが必要となる

 

このパターンのポイントは、2番目のコマにもあります。
大陰線に続き窓を開けてコマが出現するのは、コマは始値と終値の差が小さいことを示すので、これまで売りの圧力が強かった場合、買いが優勢になってきたといえます。

2つの窓がある場合、かなり強力なサインとなります。

 

yoinomyojoなお、これの逆のパターンが「宵の明星」と呼ばれるパターンです。
下げのサインです。
2本目のローソク足が十字線となったものは、捨て子線と呼ばれます。


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