HOME > チャート分析の基本 > 3.トレンドラインとは?

3.トレンドラインとは?


トレンドとは、株価など相場の方向性ということです。チャート上にトレンドラインを引くことにより、トレンドをつかもうとするものです。

前にも書きましたが、トレンドラインは必要に応じて各自で描くものです。チャートをプリントアウトして引いてみたり、チャートによってはパソコン上でラインを引けるものもあります。

trendline

トレンドラインの引き方は簡単です。上昇基調ならチャート上で離れた2点の安値と安値を結ぶだけ。逆に下降基調なら高値と高値を結びます。

このとき上昇相場ならトレンドラインは右肩上がりとなり、この線は「下値抵抗線」と呼ばれることになります。下降相場の時のラインは「上値抵抗線」と呼ばれます。

トレンド維持中は下値抵抗線が株価の下値を支え、上値抵抗線が上値を抑えるかたちとなります。

ところが相場はどこかで転換点を迎えます。この転換点を見つけるのにトレンドラインが役に立ちます。上昇相場中にトレンドラインの「下値抵抗線」を株価が下抜いて値を付けたら、トレンドがこれまでの上昇から下降に転じたと考えられます。

なお、上昇相場中に高値を結んだ線は補助線と呼ばれます。トレンドラインと補助線のかたちから、現在の相場がどの方向に向かっていくかなどわかることもあります。

→続いて、ローソク足について解説します


HOME > チャート分析の基本 > 3.トレンドラインとは?