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三空踏み上げ


3-25

3回の窓を開けて上昇していくパターンを「三空踏み上げ」と呼びます。
こんなに強い感じの上げが続くことから、この先ずっと上げ続けていきそうですが、そうもいきません。

窓開けをした場合、窓を埋めるような展開を持たないと、相場は長続きしないもの。
三空踏み上げは3つも窓を開けているので、相場が過熱しすぎであり、今後は窓を埋める行動に転換する、つまり、下降相場になるということを暗示しています。
酒田五法では、「三空踏み上げに売り向かえ」といい、今後の上昇に期待をしないように釘を刺しています。

ただし、意外とチャートを調べてみると、三空踏み上げが出現したといっても暴落しているものは多くありません。下がったとしてもなだらかで、三空踏み上げが始まった時点まで下がると反転するものも多く見られます。

また、2空ではいけないのか?…などもあり、なぜ3つというのもはっきりした論理が示されていません。

ただし、急激な上昇は急激な下降のリスクをはらんでいると片隅に記憶しているといいでしょう。個人投資家が、急激な相場に参加するのはリスクが高いものです。

これと反対に、窓を3回開けて下落し、その後上昇するものを「三空叩き込み」といいます。


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