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三尊天井


2-07

英語では「ヘット・アンド・ショルダーズ・トップ」と呼ばれます。ちなみに、三尊とは三体の仏を表す配置で、中央がお釈迦様、左が普賢菩薩、右が文殊菩薩です。
逆三尊底とちょうど逆のかたちになっています。

三尊天井が形成されるまでの過程は次のとおりです。
まず、1まで上げたあと反転して2までいたります。
しかし再び上げに転じ、今度は1の天井より高く3にまで到達、その後再び4まで下降。
2と同程度の値で上げに転じます。
ここで、2と4を結んだネックラインが形成されます。
そして、もう一度上げたあと下降し、5で上記でできたネックラインを突破します。
ここで、三尊天井が形成されたのです。
つまり、5が売りのポイントとなります。
できれば、3の大天井で売りたかったところですが、そうそううまくはいきません。
5が最後の売りの好場だと考えましょう。

三尊天井のポイントは

  • 3つの山のうち1番目と3番目の山の高さがほぼ同じ
  • 2つめの山が最も高い

ことです。
そして、ネックラインを抜けた時に形成が確認されます。


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