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陽の寄り切り線


3-20

「寄り切り線」は酒田五法でも重要視されているローソク足の種類です。上値暗示のかなり強いローソク足と位置づけています。
下降相場で現れる転換のサイン(下降→上昇)です。

yorikiri「陽の寄り切り線」は、大陽線の下ヒゲがないものです。下ヒゲも上ヒゲもないもの(丸坊主)も寄り切り線に含めます。

下降トレンドで低迷していた株価に、急に買いが入った(大きな陽線を付けた)ことを表しています。
ここで、陽線に下ヒゲないことから、始値よりも一度も下の価を付けずに終了したことになります。
つまり、買いのパワーがかなり強いのです。底値圏であれば、ここが反転のポイントなっているのです。

また、この陽線が抱きの一本立ちのかたちをとっていれば、さらに強力なサインとなります。

なお、陰線に上ヒゲがなく下ヒゲだけのものは、「陰の寄り切り線」と呼ばれ、「陽の寄り切り線」とは逆のパターンです。下落開始のサインです。


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